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【2018年】風疹流行に関する緊急情報(国立感染症研究所)

すでにご存じの方も多いと思いますが、

今年2018年は日本国内は風疹の流行年です。

2018年は12月2日までで2454人と報告されており、

2013年の14334人には及ばないものの、

2012年の2157人を超えて、2008年以降の全数調査において第2位となっています。


国内における風疹患者数の年次推移


国立感染症研究所HPより
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/rubella/181205/rubella181205.pdf
↑詳細はこちらを参照のこと

2012年の発生が“前震”とすると、2013年の大流行が”本震”とも取れます。


十分な抗体を有する人は罹らないので、その後に比較的早く終息するのでしょうか。


グラフからは、この本震後に先天性風疹症候群の発生が増えているのが分かります。



海外での感染者は1%と少なく、ほとんどが国内感染です。

罹患者はあきらかに男性が多く、好発する年代も特定されています。


2018年罹患の風疹における男女別年齢分布


国立感染症研究所HPより
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/rubella/181205/rubella181205.pdf
↑詳細はこちらを参照のこと

それを受けて厚生労働省は以下のような方針を示しました。


「風疹の予防接種無料化へ 39~56歳男性が対象」

風疹の全国的な流行に歯止めをかけるため、厚生労働省は39歳から56歳の男性が来年から3年間、無料で予防接種を受けられるようにする方針を明らかにしました。

根本厚生労働大臣:「風疹患者の増加が2013年のような大規模な流行につながらないよう、風疹に関する追加対策を取りまとめました」


すなわち、予防接種を受けていない年代がターゲットになっているということですね。

抗体検査で免疫が十分でないと判断された人が予防接種無料の対象だということでした。


テレ朝ニュース12月11日


先天性風疹症候群の子供を作らないために日本は早急な対応が必要な状況です。

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