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日本救急医学会の東北地方会が山形で開催されました

6月16日(土)山形テルサで「日本救急医学会 東北地方会」が開催されました。

この学会は参加者が600〜700人と地方会としては大きな学会なのです。

救急隊の参加が8割くらいを占め圧倒的に高く、救急隊の教育のためにも重要な学会となっています。

今回の会長は、県立中央病院の森野一真先生です。

学会のテーマは「急変への対応とその質を考える」です。


2018救急地方会正面玄関


こちらは第一会場です。


2018救急地方会メインホール


13:30からワークショップ「DNAR」がありましたが、

はじめに救急救命東京研究所の田邊晴山先生の基調講演です。

山形県内から、日本海病院の緑川先生、市立済生館の屋代先生も、山形の医療の現状をお話してくれました。


一般演題として山形大学からは症例報告を2つ発表させていただきました。

座長の秋田大学の中永はじめ先生、お世話になりました。


高田壮潔先生には、灯油誤嚥の患者さんで初期のCTではほんの少しの淡いすりガラス陰影だったものが膿瘍形成にいたる灯油誤嚥の恐ろしさを発表してもらいました。


2018救急地方会高田聡子先生


高田聡子先生には、偶発性低体温症の原因が極度の低栄養状態であり、低リン血症を補正しながら治療した症例を報告してもらいました。


2018救急地方会高田まさ先生


どちらも示唆に富む、臨床的に教育効果のある発表であったと思います。


最後に、こちらはQCPR選手権


2018救急地方会QCPR


看護師の菅野・大倉ペアで参戦しました。

決勝まで進んだのですが、入賞できず。次回に期待。来年?

私は「ショック」をテーマにしたセッションで6つの一般演題の座長をしました。


朝一のセッションで、山形大学高度集中治療センター看護師の高橋さんが、一般病棟で急変し高度集中治療センターに入室した患者の急変兆候を調べて発表してくれました。

こちらはパネルディスカッションです。

急変の8時間前までにほとんどの症例で急変兆候があることが分かりました。

また、7〜8時間、5〜6時間では呼吸のサインが多く、0〜2時間では循環のサインが多いことも示されました。

看護師はこれらのサインに気づいていて、多くが医師への報告ないし予測指示など何らかの対応をしていたという調査結果でした。

さらなる研究につなげてほしいですね。

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Author:ある病院の救急集中治療医たち
山形大学医学部と附属病院で働く救急集中治療医たちのブログです

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